” It’s A Beautiful Day ” It’s A Beautiful Day

昔からバンドをやっている友人がいる。その彼にこれ持ってない?と聞かれたのがこのアルバム。持ってなかった… 悔しいので、タイトルやジャケット写真をインプットし、レコードを山買いしてるうちに、そのうち入ってくるだろうと思っていた。しかし、ちょいとプレミアなこのレコードはなかなか見当たらない。

そして、衝動買いのビッグウェーブが訪れた数週間前に、ポチリとしてしまった! しかもピン買い(レコードを1枚だけ買うこと)である。レコード1枚に、当時の定価以上の出費をするのだから、正気の時ではできない。そんな高価なレコードに針を落とす。

何という事だろうか… これは素晴らしい。スッキリとしたアコースティックな演奏に独特な男性ボーカルが絡み、天使のような女性の声がコーラスを添える。カントリーロックの亜種のような音作りで、聞いたこともない楽曲ばかりではあるが、ともかく驚きのサウンドである。

中心人物のデビットラフレイムという人物、私レベルの音楽好きでは聴いたことすらないアーティストだ。検索してみると、当然その業界では有名人らしく、当時はそうそうたるビッグネームと肩を並べていたようだ。

収録曲には、ヒットチャートに顔を出しそうな曲こそないが、音楽好きを唸らせるに十分な完成度だ。盤の状態もすこぶる良く、録音も素晴らしい。もちろん、私好みのサウンドであり、愛蔵盤決定となりました。


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