CD、LP試聴対決? “Some Like It Hot”

220円でCDを2枚買ってきた。ハドフ羽村工具館のレジ横の、100円山で発掘したものだ。そのうちの一枚、ロバートパーマーのベスト?かな?

何気に聴いていると、パワーステーションでボーカルをとった曲が入っていた。ソロのアーティストとしての知名度は低いが、この”Some Like It Hot”に関しては、ロック好きならみんな知ってる名曲だ。この曲は、バカでかいドラムの音からから始まるのだが、CDなのになんか元気がない?こんな音だったかな?

というわけで、オリジナルのLPを出してきた。比較してみようというわけだ。針を落とすと、わずかなスクラッチの後にトニートンプソンの叩きつけるようなドラムが飛び出す!そうそう!これですよ!、やっぱり気のせいではなかった。CDそのものの音質も、オリジナルとオムニバスでは全然違うものなので、音が悪く感じてしまうのも仕方ないかな。

今のシステムで使っている、安いテクニクスのCDプレーヤー(多分当時2万円台)とオムニバスのCDでは、当館のオーディオで再生するLPには敵わないということだ。何だかちょっとうれしくなって、爆音で最後まで聞いてしまった!

カセットテープの修理?

私のような、古いオーディオマニアはカセットテープもお好きである。(多分)

少し前のハドフのレジ前。ミュージックテープがガサリと置いてある。未開封品のようだ。一本330円… 潮干狩りの始まりである。

良さげなクラシックのテープを3本掘り当てた。館に戻り、その中の一本を聴いてみる。べートーヴェンのピアノソナタ。A面を聴き終わったので、早送りをかける。あれ?止まんないな?いつまでも回ってる…こりゃテープ切れたな…

しゃあない。繋ぐか。スプライシングテープ(テープを繋ぐためのテープ)も買ってある。

開腹してみると、リールのテープをホールドするピースが外れているのが見える。テープは外れただけ。切れてはいなかった。よく見ると、ピースが割れてる。…プラリペアで修理だな… 外側は瞬間接着剤を流し込み、内側はプラリペアで盛り上げる。

慎重にテープを挟んでリールに取り付ける。念のため瞬間で少し固定。ふたを閉めて完成だ。

大した修理ではないけれど、状態の良いミュージックテープは貴重なので、そこそこ手をかけてもさほど苦にはならない。せっかく買ったスプライシングテープの出番は少し先になってしまったけど、切れないに越したことはないからね。

コーヒーが好きなのか?

私はコーヒーが好きなんだと思うのだけど、こだわりなどは特にない。豆の種類とかもそんなに詳しくない。飲むのは、豆から挽いたレギュラーでも、ドリップオンでも、インスタントでもかまわない。多いときは1日5杯くらい飲んでるかな?。缶コーヒー以外は割と飲む方だ。 Continue reading

驚きのコストパフォーマンス! SONY TA-FB720R

2月いっぱいで閉店した、近所のハドフ。その店はちょいちょいジャンクオーディオの仕入れに使ってたので、とても残念だ。その閉店セールで買ったソニーのアンプ、TA-FB720R。ジャンクではなく、リユース品といわれる動作保証済みの品だ。 Continue reading

PCディスプレイの修理

冬になると、工場のPCのディスプレイの起動が異様に遅い… 去年までは、電源を入れたり切ったりを5回くらい繰り返すと使えるようになっていた。しかし、今年は10回くらい繰り返さないと映らなくなっていた。なんか、そろそろXデー(ディスプレイ死亡)が来そうで怖いので、閉店セールのハードオフで適当なジャンク品を買ってきた。550円の3割引きだから、385円なり。早速、繋いでみる。「映ります」とは書いてあったけど…映るんですけど…D-SUBからの入力を受け付けてない。

詰んだな…いや待て、やることはやろう。館に搬入して開腹する。基盤までたどり着くまでにかなりの分解を要するし、数か所の爪も砕け散った。まあそれはそれ、何とかなるだろう。

基盤に焼けやはんだ不良はないようだ。あとできるのはタクトスイッチの交換くらいか。基盤には6個のタクトSWが付いている。動作を確認すると、電源SW以外はすべて死亡している。せっかくなので、生きているSWを含めて、すべてのタクトSWを交換することにした。自動はんだ吸い取り機があるので、こういった作業はとても楽だ。導通動作を確認して組み立てる。館にはディスプレイを繋ぐ環境はないので、翌朝工場で確認する。

古いディスプレイを外し、修理品を繋ぐ。ドライバの更新を要求されることもなく、そのまま映った!動作も問題なし。久しぶりにすっきりお安く直ってご機嫌である。まだしばらくこのまま使えそうだ。

” LINE UP “Graham Bonnet

孤高のパワフルボーカリスト、グラハムボネットさんです。私の好きなラウド系の声を持ち、ハードロックバンドを渡り歩いている割には、ファッションセンスはロカビリー調というグラサン兄貴!

レインボーやアルカトラズでキャリアを重ね、マイケルシェンカーグループにも在籍していたこともあるという輝かしい経歴を持つボーカリストなんです。ソロでもそこそこヒットに恵まれていますが、今一つ知名度は低いかも。

ソロ3枚目のこのアルバム、A-1のナイトゲームスは大ヒットしましたね。続く曲も結構ハードですが、通しで聞いても割と飽きないのはさすがです。現在75歳ですが、まだまだ精力的に活躍されています。2022年にはニューアルバムも出しているようです。聞いてみたいですね~

Victor Z-1S ~カートリッジ試聴~

ビクターのカートリッジ、Z-1Sです。かなり前に購入したものですが、使うのは初めて。前回のオンキョーS800同様、プレーヤーの付属品カートリッジらしいです。ネットでもよく見かけますし、お安く買えて、交換針もまだ買えるというアナログ文化の布教大使のようなカートリッジです。

音はというと、無難の一言に尽きると思います。主観ですが、特にこれといった特徴はナシです。どんなジャンルも無難にこなします。中低音も結構出る。特徴…いや…ありましたね。ボディーのデザインが、かっこ悪いし安っぽいです。音が無難に感じるのは、見た目の悪さも手伝ってるかもしれません

それでも、現在でも交換針が入手できたり、本体もお安く買えるというのはアナログファンからすれば喜ばしいことです。バリエーションモデルもあり、ネット上ではZ-1ファミリーはけっこうたくさんいます。でもやっぱりかっこ悪いので、今後このシリーズをわざわざ買うことはないとおもいます。