30年ぶりの尾瀬 ~前編~

学生時代、自転車サークルの友人に誘われるままに同行した、尾瀬への1泊旅行。新緑が芽吹き始めた春の尾瀬ヶ原、雪にすっぽりと覆われた至仏山への登山。今でも思い出す、様々なシーンの数々。本当に良い思い出である。 Continue reading

秋の上高地へ…(後編)

タクシーの運ちゃんの一言、「秋の上高地~」に向けて計画を練る。できれば、乗鞍のいつもの民宿に1泊を絡めたぜいたくプラン…が理想だが、最近の多忙さからすると、どこかでワンチャンの日帰りを狙うしかない。 Continue reading

軽トラ1号車のお話

軽トラ1号車 九州にて

スーパーカー世代の私であるが、「車には興味がない」と公言して30年以上が経つ。とは言っても、趣味の対象として興味がないのであって、ずっと持ち続けてはいる。その間に何十台の車を乗り継いだのか、記憶にない。もちろん、ほとんどはタダみたいに安い車ばかりだし、興味がないので写真なども撮っていない。 Continue reading

“Mr Bad Guy” FREDDIE MERQURY

彼がこの世を去ってから随分経つ。前述の通り、クイーンというグループは存続しているが、短く強く生きた彼がいた時だけがクイーンであると思うのは、私だけではないだろう。

そのフレディーの最初の(唯一の?かな?)ソロアルバムである。初めて聞いた時は、これほど力強くのびのびと歌うフレディーは聞いたことがなく、当時とても新鮮だった。 Continue reading

河口湖自動車博物館、飛行館に行って来た。

 二週間ほど前、乗鞍ヒルクライムの試走に行った。今回の試走は、贅沢にも泊まりでの試走である。そのため急いで行く必要もないので、往復下道で行くことにした。

その行きすがら、かねてより一度訪ねたいと思っていた河口湖自動車博物館に行ってきた。とは言っても自動車博物館には用はなく、同じ敷地内にあり、戦時中の飛行機を展示している飛行館を見に行ったのだ。 Continue reading

春の花

春を告げる花と言えば、一般的には桜とか梅とかが普通だと思いますが、私にとっては…ハナニラなんです。ハナニラって? 3月上旬からあちこちの道端に咲き始める、誰もが目にしている白い花がハナニラです。薄紫の花もあります。まあ、雑草ですよ。

8年ほど前、かつて私の家が自営業を営んでいた時、今よりはるかに広い敷地の入り口には、金属製の門がありました。その門の脇に、毎年咲いていたのがハナニラでした。雑草(正確には帰化植物らしい)の割に、きれいな花を咲かせるハナニラはとても目に鮮やかで、毎年、その花を見るのが楽しみでした。敷地内には立派な桜の木などもありましたが、会社倒産とともに桜も、他の木々も全て伐採され、土地の再区画に伴い、ハナニラの生えていた場所もアスファルトに覆われてしまいました。

とりあえず住む場所だけは追われずに済んだ我が家には、庭と呼べる場所はなくなり、わずかに残った地面は、軽自動車2台がギリギリ置ける駐車スペースだけになったのです。

他の雑草に押され気味…

それから数年たった春の日に、駐車場の脇にひょろりとした見覚えのある花が咲いていた。細くヒョロヒョロではあるが、間違いなくハナニラだった! 以前、咲いていた場所は道路の下になってしまっているのだが、再区画の際に掘り返された土に残っていた球根の一部が生きていたのかもしれない(ハナニラは地下茎で増えるのかと思っていたが、調べたら球根があるらしい)。今生えている場所は、がら砕石の敷かれた、不毛の土地。雑草もまだ生えてこないほどに栄養もない枯れた土地である。それ故に、感無量であった。

そうなると、私の仕事は不毛な土を肥やす事になる。金魚の水槽の水替えの時に汲み出した栄養豊富な水を、そのたびにハナニラの球根が埋まっている場所に注ぎ続けた。

基本雑草は全て好き。コンクリートのわずかな隙間に生えている「ホトケノザ」

その結果、徐々にではあるが年々花株は増えていき、また、春の楽しみが戻ってきた。少々他の雑草にも栄養を与えてしまったようだが、他の雑草が咲くのもまた楽しい。我が家のハナニラは今年も元気な花を咲かせている。

ホースショー見物

写真 2016-05-03 13 02 19世間で言うゴールデンウィーク、私には何の関係もなく、例年普通に仕事をしているのだが、今年はちょっと違った。写真の師匠から、「馬事公苑でホースショーってのがあるから見にいかない?」とのお誘い。正式には、障害飛越競技というらしいです。すべての生き物を敬愛してやまない私ですが、お馬さんのイベントは未体験。競馬だったら行きませんが、馬術の方らしいので行くことに、自転車でGOです!

職場の昭島から多摩川沿いに下り、多摩水道橋あたりを上に上がって…と思って走り出すと…ものすごい向かい風!漕げども漕げども、全然進まない。2時間以上あがいて、何とか到着。馬事公苑ってどこにあるのか、見当もつかなかったが、仕事でよく通る道沿いだったのでびっくり。

写真 2016-05-03 12 08 44到着すると、すでに競技は始まっており、奥からどよめきが聞こえる。師匠に電話し、見物している場所を聞いてから、まずは公苑中をぶらぶら散策。苑内は、入り口近くに飲食店の屋台。奥の方に、馬術グッズなどを扱うお店が出ている。馬術の用品などは、見たこともないので、楽しく見物。向かい風サイクリングの消耗を癒すべく、唐揚げやアイスなどでチャージし、競技会場へ向かう。

師匠他友人と合流し、競技の写真などを撮ってみる。私は写真好きではあるのだが、最近全くカメラを手にしておらず、使い方から思い出す必要がある。師匠に至っては、カメラを忘れてくるというやる気のなさで、スマホでパチパチ撮っている。それでも、ちゃんとしたカメラで撮る自分より、圧倒的に良い写真を撮る。さすが、プロカメラマンである。

写真 2016-05-03 13 17 45それにしても、お馬さんの跳躍力はすごい。少ない助走距離でも、数百キロはあろうかという巨体を跳躍させるのは、4輪(脚)駆動のなせる技か!

「人馬一体」とはよく言うが、間近で見ていると、旗手と馬とのやり取りがよくわかる。走りたくてしょうがない馬もいれば、なんだか飛びたくない気分の馬もいる。そんな彼らと息を合わせて障害を越えていく様からは、とても素敵な絆を感じる。

写真 2016-05-03 11 47 16さらに驚くべきは、彼らが、障害を高得点でクリヤーし、歓声を浴びた時、旗手と同じように喜びを体で表現していることだ! これは、競技者にはたまらない感動だろう。

いかに動物好きな私であっても、お馬さんと関わることは、この先もないだろう。しかし、機会があれば何らかのアクションを起こしてみたいと思わせるに十分なイベントであった。

三国志が好きだ

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私は、そんなに多くの本を読むわけではないのだが、読むこと自体は昔から嫌いではなかった。小学生の頃読んだハヤカワのSFに始まり、浪人時代の文学史の授業から興味を持ち、大陸の歴史物を読むようになり、さくさく読めるスパイ物のミステリーなども好きだ。最近では、ipadのアプリで読むこともできるのだが、やはり紙に印刷された活字(まさに活きた字である)を読むのが好きなようだ。 Continue reading