” THE PRETENDER ” Jackson Browne

ウェストコーストを中心に活動するミュージシャン、ジャクソンブラウンの4枚目のアルバムである。発表は1976年、ようやくひとけた台のチャート順位を獲得し、メジャーの仲間入りを果たしたアルバムでもある。

アルバムを通して聴くと、流石にチャートの上位まで駆け上がっただけはある内容の濃さを感じる。しっとりとしたポピュラー中心だが、ジャクソンブラウンの声もまた良い。

私はどうも、このウエストコーストのサウンドが耳に合うらしく、イーグルスやPOCO、リンダロンシュタッドが大好きなのだ。もちろんアメリカの西海岸など、行ったこともないし、この回の人生で行ける気もしない。だからきっと、家のステレオでレコードを聴きながら、死ぬまで西海岸に思いをはせ続けることは決定事項だ。