DAHON Mu SLXのフロントダブル化(その1)

dah009先月の小豆島合宿の際に露呈した、SLX号の登坂力に低さ。「原動機の不具合」には目をつぶるとしても、最大53×28T(純正はさらにきつい56×28)のギヤはいくらなんでも、ちっときついものがある。正直、この自転車はすっきりしたフロントシングルギヤを貫きたかったのだが、そうも言っていられなくなった。残念だがダブルに変更する。

この自転車のフロントをダブルにするにはいくつかの部品が必要になる。まずは、ダブルのチェーンリング。これは、自転車を買ってすぐにカーボンクランクセットを購入し、それをシングルで使ってたので問題なし。あとはフロントディレイラーとシフトレバー。フロントには直付けタイプのディレイラーしか取り付けができないので、選択肢はあまりない。レバーは以前買っておいたスラムのものが1セットあったので、それを使うとする。さて、ディレイラーはどうしようか?悩みつつ、海外通販サイトを見ていると、禁断のスラムのFDが出ている。直付け、ダブル、10速対応で、お値段も手ごろ。アームが白く塗装されているので、フレーム色とも合う。とてもユーザーの少ないスラムのFDはどうなのだろうか?いいや、ダメでも!ネタってことで。「ぽちっとな!」 おや?同じ白いRDも出てるねえ。レバーはあるから、勢いで、「ぽちっとな!」 純正シマノ105のRDは、少々変速が渋くなっていたので、勢いで買ってしまった。

1週間ほどで、英国から部品が到着。それにしても、1万円くらいのお買い物でも送料無料って?どうなってるんだろうか?しかも、国内で買うより安いし…

dah016それはさておき、実は他にも必要なものがある。それは、シフトワイヤーのガイドガイドプーリーだ。この部品、純正部品が存在するので、普通はそれを使う。まあ、でも工場で作れるものだから、相棒に作ってもらった。純正部品がどんな感じかわからないが、ワイヤーは若干斜めに架かると思うので、ワイヤーが通る溝は少し広めにして、さらに軸は少しガタに作ってもらった。アルミのプーリーに砲金の軸受けのぜいたく品だ。

さて、いよいよ組み付けだが、この後がたいへんだった!

つづく


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