DAHON Mu SLXのフロントダブル化(その2)

フロント、リヤ共に新しいディレイラーをセットし、シフトレバーも交換する。SRAMのリヤディレイラーはシングルテンション。取り付けピポッドにスプリングが入っていないので、見た目のバランスがシマノとはだいぶ違う。dah012トップ側での出っ張りは、シマノよりも多いので、ちょっと注意が必要かもしれない。

将来、リヤのロー側を大きくする可能性も考慮して、ミドルゲージを選択しているのだが、心配していた地面とのクリアランスは大丈夫そうだ。BD-1とCAPREOの組み合わせよりも、いくらかゆとりがあると思う。

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Mu SLXのディレイラーハンガー交換

今年の5月に行った小豆島での「おとなの合宿」。その前乗り地神戸にて、強風により自転車が転倒、シフト不良をおこしたまま合宿を走ってしまい、仲間に迷惑をかけてしまった。小径車で参加したときのチェーン脱落は、私のメカトラの代名詞のようになっているため、そろそろこの汚名を返上したいものだ。

さて、現地での調整ではどうにもならなかったので、ハンガー曲がりだろうとは思っていたが、定盤の上に外したハンガーを乗せると、やはり盛大に曲がっていた。dah004そもそも、このハンガーの材質、アルミの鋳造品である。とても軟らかく、ちょっとしたダメージで曲がってしまうことでフレームを守っている。かつてのクロモリフレームのハンガーのように、エンドと一体であればもう少し強度もあろうかというものだが、ハンガー部分が折れてしまえばフレーム交換となってしまうので、どちらが良いともいえない。

さて、ハンガーの新品は取り寄せてあるのだが、万が一のことも考えて、曲がったハンガーも修正しておく。dah006マシンバイスとプラハンを使い慎重に修正する。マシンバイス(油圧バイス)は強力なので、この程度のアルミ材では、締めるほどにつぶれていってしまう。昔、車の鍵を修正しようと思い、オーバートルクで締めてしまい、キーシリンダーに入らないほどに潰してしまったことがある。

何度か、向きやトルクを変えて、徐々に修正し、なんとか修正できた。ねじ山も無事である。

dah008t

dah014交換するハンガーは、せっかくなので社外のWheels Manufacturing製を選択。6061材をCNC加工したものだから、強度は圧倒的に上であろう。ねじ部分の厚みも純正品より厚くて信頼性が高い。フィッティングが少し心配だったが、何の加工もせずに付いた。見た目もちょっと高級感が出て、良い感じだ。

DAHONのような小径車は転倒しやすく、真っ先にRDが地面にヒットするので、何らかの対策が必要かもしれない。今後の課題である。

 

 

 

 

 

DAHON Mu SLXの困ったシートポストの件(その後、そして…)

写真 2014-06-11 20 30 23走るほどにずるずると落ちてくる困ったカーボンシートポスト。苦肉の策の「ダブルクランプ」は、小豆島合宿において、その効果が確認できました!合宿前日の73キロと本番あわせて140キロほど走行しましたが、一度もシートクランプを調整することはありませんでした。

見た目にも赤がアクセントになって、いい感じです!これで、後向きな対策ではありますが、ひとまずの決着。

と思いきや!何と何と!こんなものがあるのを知ってしまいました!商品名「ファイバークリッ写真 2014-06-28 20 11 21プ」。自転車などのカーボンパーツの滑り止めゲルなのです!昨日、ESRマグネシアのFBを見ていて発見!早速Amazonでポチり、本日到着しました。手にとって見ると、確かにざらざらの粉末の入ったゼリーです。これなら、効果が期待できる!

いやいや、まてまて、あまりシートポストを上下しないロードのような自転車にはこれでもいいだろう。しかし、折りたたみ自転車はちょいちょいシートポストを豪快に上下させる。ということは?そうですね、シートポストの見えてる部分はいつもざらざらなわけです。うーん、解決したのかどうか、釈然としないのである。まだ使ってないんだけどね。

DAHON Mu SLXのフロントダブル化(その1)

dah009先月の小豆島合宿の際に露呈した、SLX号の登坂力に低さ。「原動機の不具合」には目をつぶるとしても、最大53×28T(純正はさらにきつい56×28)のギヤはいくらなんでも、ちっときついものがある。正直、この自転車はすっきりしたフロントシングルギヤを貫きたかったのだが、そうも言っていられなくなった。残念だがダブルに変更する。 Continue reading

DAHON Mu SLXの困ったシートポストの件

ki003お気楽折りたたみ自転車のDAHON Mu SLX号。実は、購入当時より困ったトラブルを抱えてます。

それは、写真のカーボンシートポストが、走っているとずるずると落ちてくること。  はじめは、たいした距離を乗らなかったので正直わからなかったが、昨年年末のロングライドで発覚。レバーを締めても締めても効果なし。シートポストを外して、クランプの動きを見てもさほどゆるいようにも見えないし、脱脂も完璧にしている。しかし、走ればどんどん「足つき性」が良くなっていく。 Continue reading

“ORI BIKE” もう一度所有したい自転車

気に入ると、けっこうしつこく持ってることが多い私だが、2年ほど前に一身上の都合により自転車、バイori1ク、時計やカメラをかなり手放してしまったことがあった。私はそれを「お家騒動に巻き込まれた」と言う事にしている。

そのときに手放してしまったのが、ORI BIKEのM10Superlightだ。購入したのは5年ほど前だったろうか?デザインと、斬新な折りたたみのシステムがとても気に入り、世田谷の某自転車店にて試乗した上で即購入となった。購入当初は、あまりにクイックなハンドリングと16インチホイールの不安定さにかなりナーバスになったが、ディメンションの見直しと乗り方の工夫で、かなり楽しいバイクに仕上がった。所有期間は短かったが、車に積んであちこち走ったし、「しまなみ海道」を走ったのもいい思い出である。

現在所有しているDAHONを購入するときも、同じORIの上位機種を比較したが、予算の関係でDAHONになったのだ。

ori2DAHONも気に入ってはいるのだが、アニメに出てくるロボットの変形のようなORIのシステムは、やはりかっこいいのだ!このM10Superlightはそんなに高くはないバイクなので、いずれまた手に入れたいと思っている。それまで、メーカーが存続していればいいのだが…