ヒルクライム佐久試走

さて、今年も自転車、バイクには厳しい「日本の夏」がやってきた! 去年は人生最悪の結果を残したヒルクライムへの参加。毎回惰性で参加していたような感も否めないので、結果は受け入れるしかないが、あまりひどい成績ばかりに満足しているわけにもいかない。反省の意味も込めて、平成28年はリベンジイヤーとしている。今年は6月後半に「ツールド美ヶ原」、8月後半に「乗鞍マウンテンサイクリング」、9月の2週目に「ヒルクライム佐久」へのエントリーを済ませている。中でも初挑戦の美ヶ原は、前半の激坂が有名である。

5月の連休も終わった6日に、まずは佐久の練習に行ってきた。去年は中央道~野辺山経由で佐久に入っていたのだが、できれば車移動での消耗を抑えたい。今回は関越道~上信越道に乗り、直近のインターまで有料道路を使用した。自宅から2時間程度で到着であるが、お財布はかなりのダメージを受ける。車は道の駅「ほっとパーク浅科」にデポし、スタート地点までは7キロほどを走る。

写真 2016-05-06 8 44 40スタート地点は田んぼの真ん中の、蓼科スカイラインの上り口。いきなりの急坂が、体力を奪う。

今回の練習は、本番で使用する予定の小径車、カラクルで走る。正直、ロードでも持って来た方が、去年より楽には登れるだろう。でも、ロードを持ち出したら、私にとっては、その時点で負けなのだ。去年からヒルクライム仕様のままにしてある、このカラクルで走ってこそのリベンジである。自転車は悪くない。力が足りなかっただけなのだから。

急坂区間は2キロほどだろうか。そのあとは、若干の下りを挟んで、緩やかな登りが続いていく。去年、DNFを宣告された第3エイドステーションを過ぎると、更なる急坂が待ち受ける。ここまでのタイムでは、DNFリミット前である。このまま行けば何の問題もないはずだったが、ステーションを過ぎた直後に足が止まった。まさかのハンガーノックだ。ここからゴールの仙境都市までは、わずかに持参した食料と水分で、何とかしのいだ。しかしペースは半分以下に落ち、数回の停止を余儀なくされた。

写真 2016-06-03 9 10 42ゴール地点では、完全に売り切れ状態で、そこから一歩も動くことができなかった。せめて、大河原峠までは行きたかったのだが、仕方ない。30分ほど休んでから、ウインドブレーカーを着て下り始めた。しかし、なぜかものすごい寒さに襲われ、速度を上げることができない。通常、40~50分で下れる距離なのだが、80分近くかかった。何か相当に消耗したらしい。道の駅までも、調子が悪く、遅い昼食も残してしまう始末であった。

総合力は確実に上がっているようだが、本番ではエネルギー補給のタイミングも、かなり重要な要素になりそうだ。


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