” DOUBLE FANTASY ” JOHN LENNON&YOKO ONO

1980年、ジョンレノンが暗殺されたその年、ビートルズには興味のなかった私の耳に染みついたのは、このアルバムの一曲目、「スターティングオーバー」だった。確か、丸井のオーディオ売り場だったか、テクニクスのフラットコーンのスピーカーから大音量でこの曲は流れてきた。メロディーが耳に残り、後からジョンレノンの曲だと知った。しかし、当時の「私の欲しいアルバムリスト」の上位に入ることはなかった。

そして現在、「そのうち欲しいアルバムリスト」に残っていたこのアルバムを、リサイクルショップで手に入れた。ビートルズ関連にしては安い1,000円以下だった。盤質は良好。

さて、聴くとしよう。名曲スターティングオーバーからアルバムは始まる。素晴らしい…やはりレノンは天才だな…

そして2曲目…なんじゃこりゃ?!というのが正直な感想。オノヨーコさんの「KISS KISS KISS」とか言うタイトルの曲だ。歌詞が衝撃的なだけでなく、なんだろうこの違和感は。その後も、微妙な感じの曲が、天才のアルバムの中にちょいちょい紛れ込んでいる。むむぅ…これが2人の名前がアルバムに並列にクレジットされてる理由なのか…

まあ、私程度の凡人には、このアルバムの全てを受け止め理解するには遠く及ばず。でも、当時フルにお金を払ってアルバム買った人の大半は、私と同じ気分だったのではないかと…思いたい。私的には、もちろん閉鎖物件です。