サスが動きません!

キャブレターのOHその他でお預かりしているエリミネーター250。エンジンは快調に回るようになったのですが、何か変だ?バイクを起して確認しようとすると…おおっ!フロンとサスが1Gで全く沈んでない!フロントブレーキをかけて、前に体重を乗せてもびくともしない。何でだ?

 

sa004恐る恐る、ダストシールを持ち上げてみると….見たこともない光景?でもないか、前にも見ましたね。完全に油切れを起したオイルシールを、錆びたスナップリングが圧迫してるんですね。

キャブレターが詰まっているくらいですから、考えられなくもないんですが、まれなケースですね。あまりにも軽いバイクなので、軽トラックに積むときにも気付きませんでしたよ。

とりあえず、エアブローしてからシリコンスプレーをたっぷり吹い動くようにはなりましたが、ダンパーが効いてない状態ですね。幸いにも、奇跡的にインナーチューブにはさびが発生してないので、シールとオイルを交換すれば直るでしょう。

珍しく、エンジンがとても調子が良いエリミなので、ちょっとお金をかけて、いろいろ直したいですね。お客さんに相談です。

 



ハーレーのテールライト

最近ほとんど壊れることのないハーレーダビッドソン。消耗品以外はほとんど交換する必要のない「いい子ちゃん」です。でもたまに切れてるテールランプ。これが厄介です。 続きを読む



モンキーレンチ

幅がアジャストできて便利な工具、モンキーレンチ。よく車屋さんや整備工場の看板にも描かれている工具でもありますね。でも、一番使わない工具ですね、これは。まあ、工具を全く持っていない人が、「これなら何でも回せるじゃん!」って買ってしまうかもしれません。ダメです。買ってもいいけど、使わないでくださいね。ボルトやナットの頭を壊してしまうと、あとで整備する人が大変ですから。そうなんです。安いモンキーはガタがすごいので、ボルトやナットをなめてしまうことが多々あるのです。

写真 2014-01-20 16 58 58 でも、まともなモンキーもありますよ。整備士の工具に入ってるモンキーはほとんどこれでしょう。”BAHCO”ですね。とても頑丈で、ジョーの部分のガタも極小ですので、どうしてもサイズが合わないボルトやナットを緩めるときにやむなく使います。やむなくです。そして、けっこうお高い工具です。写真一番上は私が所有する一番古いモンキーレンチで、当時諭吉さんお一人では買えませんでした。一番下のモンキーは、ジョーを左右入れ替えて、パイプレンチのようにも使えます。

私はBAHCOの工具は好きなので、いろいろ所有していますが、やっぱりモンキーはほとんど使いません。