”This Side of Paradise″ Ric Ocasek

リック・オケイセックって誰?と思われる方が大半だと思いますのでご説明します。カーズのボーカリストです。「あの子供向けのアニメの?」って方は置いといて…

カーズの曲を何曲か聞いたことのある洋楽好きの方は、声を聴けばすぐにわかると思うのですが…、ちょっとエキセントリックな声の方です。ちなみに名曲 “Drive” のボーカルはもう一人のボーカリストである、ベンジャミン・オールさん。

そのリックのソロアルバムです。何しろこの方、声が特徴的過ぎて、カーズのイメージを払拭して聞くのが至難の業。でも、声から意識が離れるにつれ、多彩なロックンローラーであるリックの世界が見えてくる。このアルバムは1986年、そのあと2005年までにさらに5枚のアルバムを発表している。もちろんこれから集めるつもりだが…それ以上アルバムが発表されることはもうない。

生きていれば、76歳のリック…そうなのです、2019年に彼は亡くなってしまっていた。ベンジャミン・オールも2000年に亡くなっている。カーズは解散してしまっているし、オリジナルメンバーでの再結成はできなくなった。残念至極。