カセットテープの修理?

私のような、古いオーディオマニアはカセットテープもお好きである。(多分)

少し前のハドフのレジ前。ミュージックテープがガサリと置いてある。未開封品のようだ。一本330円… 潮干狩りの始まりである。

良さげなクラシックのテープを3本掘り当てた。館に戻り、その中の一本を聴いてみる。べートーヴェンのピアノソナタ。A面を聴き終わったので、早送りをかける。あれ?止まんないな?いつまでも回ってる…こりゃテープ切れたな…

しゃあない。繋ぐか。スプライシングテープ(テープを繋ぐためのテープ)も買ってある。

開腹してみると、リールのテープをホールドするピースが外れているのが見える。テープは外れただけ。切れてはいなかった。よく見ると、ピースが割れてる。…プラリペアで修理だな… 外側は瞬間接着剤を流し込み、内側はプラリペアで盛り上げる。

慎重にテープを挟んでリールに取り付ける。念のため瞬間で少し固定。ふたを閉めて完成だ。

大した修理ではないけれど、状態の良いミュージックテープは貴重なので、そこそこ手をかけてもさほど苦にはならない。せっかく買ったスプライシングテープの出番は少し先になってしまったけど、切れないに越したことはないからね。